旅前に読むべき本

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旅前に読むべき本

旅の道連れ本どうする?

世界へ長期旅行に出るとなりますと、移動時間がかなりあります。
特に南米は長距離バス移動が多いので、国境を越える際、17時間、24時間、30時間片道移動なんてのもありました。
その間は何もしないわけにはいきませんから、読書をするにはもってこいです。
というよりは、旅を通じて有り余る時間をゆっくりと読書に充てたいものですね。

日本にいる時にはなかなか取っ付きにくい哲学書や半生を振り返ることができるような有意義な本をぜひお勧めします。
あなたの自宅にはいつ読まれるかわからないようないつの日にか購入した分厚い本はありませんか?
ぜひそれを旅の道連れにしようではありませんか。
私はそんな本たちをごっそりとバックパックの底に敷き詰めて、旅に出かけました。
きっとここで読まなければずっと読まれることはないんだろうな...とか思いながら。
それだけでも数キロはありました。本って重いですからね。
なので、完読した時点でホステルの日本人にあげたり、読んだ箇所はその都度破って捨てていました。
基本、本って二度読み返さないですからね。確か、それって以前に作家の中谷彰宏さんが言ってましたね。
本は読まれないまま埃をかぶるよりも読まれて捨てられた方が十分に活用されたことになると。そんなことで私は厳選した10冊くらいを旅に持って行きました。

旅中に読む本を選定するのも大事ですが、旅前にもぜひ読んでいきたいですよね。
例えば、世界遺産の本とか、旅行小説とか。
ある程度知識とか広げていったらまた旅中も違った角度から旅が楽しめるのではないかと思うのですね。

では、私がお勧めの本たちを紹介しますので、ぜひ旅前、旅中、読書してください。

新装改訂版 WORLD JOURNEY 単行本(ソフトカバー)高橋 歩 (著)

これは私が世界一周するきっかけになった本です。そういう人多いんじゃないかな。
未だに覚えていますね、この本を最初に買った日のことを。
学生時代の頃、大学の近くにTsutayaがあったんですね。
その当時、進路どうしようかななんて考えていた時期で、何か人生の指針になるような本に出会うためによく通っていました。
目に入ってタイトルが気になって買って、読んでみました。
でもその時はあまりパッとしませんでしたね。
お金もかかりそうだし、「いつかビジネスか何かで成功したら行けるものなんだろうな」的に考えていました。
世界一周旅行なんてまさに「馬の先に吊るした人参」のようなものだと思っていたんですね。
「世界一周」は成功の副産物だと。
で、それから数年経ったある日、本棚に眠るこの本を取り出して再度読み返してみたんですね。
そしたら、意外にも世界一周は現実的に可能だということを改めて理解しました。
だから、この本に出会っていなければ、世界旅もしていなかったでしょうし、沢山の人との旅の中での出会いもなかったでしょう。
本が人生観を変えたり、人生の方向性を変えたりするなんて良く言いますが、私とってはまさにこの一冊がそうさせてくれました。
出会えたことに感謝しています。

旅する力―深夜特急ノート (新潮文庫) 沢木 耕太郎

『深夜特急』は旅に興味がある人なら一度は聞いたり、見たり読んだことがある有名なバックパッカーのバイブルと呼ばれている本です。
その著者である、沢木耕太郎氏が実際に、26歳の時にユーラシア大陸を旅した時の話や、深夜特急を書き上げるまでの裏話が詰め込まれた一冊となっています。
私は深夜特急もいいですが、是非この本を読んでから深夜特急を読んでもらいたいと思います。
実際には、著者の沢木耕太郎氏が20代の時に旅をしてから10年経って深夜特急が書き上がっているという点は興味深い話です。
では、どうやって10年前の旅の内容を細かい描写で文章にできたのか?
それは旅の途中に書き溜めて日本に送っていたダイアグラム(手紙)と支出ノートやメモ(どこで何を買ったかなど)が残っていたからでした。
また、「旅の適年齢は26歳」という話には興味を持ちました。
というのも、実際に私も世界一周していたのが26歳の時だったからです。
深夜特急を読もうと思っているもしくは読んだけどこちらはまだという方にはオススメです。

新 13歳のハローワーク 村上 龍

「旅は自分探しではない」私は最初13歳のハローワークを読んだ時に、このメッセージが心に残りました。
よく旅は自分探しに準えられたりしますが、この本を読んでからは私も村上氏と同様の考え方を持つようになりました。
いくら遠くに秘境の地へ行ったところで、新しい自分に出会えるわけではない。
旅に出て、起業のヒントや貿易ビジネスを開拓することはあったとしても、急に金融アナリストを目指そうと思うことは少ないでしょう。
ですが、相変わらず新しい自分を見つけるために旅を選択する若者は多いと思います。
もし旅をすることで新しい職種に出会いたいのなら、かなり数は限られてきます。
バス(乗り物)の運転手、空港関係の仕事、店舗商売、飲食店商売、旅行代理店、旅をしている中で出会うことができる職種はそんなものでしょう。
選択肢を得るには情報を掴まなければならないのです。
この本は分厚く少しバックパックには重いでしょうが、生き方、職種、新しい自分に出会いたいと思っているのなら、是非旅の道連れにしてもらいたい一冊です。

目標設定練習帳 新装改訂版 リチャード・H・モリタ

新しい自分を見つけるためには新しいことを見つけることも大事ですが、「過去を振り返ること」ももっと大事だと考えてます。
過去を振り返ることは非生産的な行為だと思われがちですが、この本ではむしろ「本当の自分の目標」を見つけるには、過去を振り返らなければならないと述べられています。
人は他人から影響を受けて成長していきます。
その中にはテレビや新聞やネットやメディアに影響されてできた目標もあると思います。
旅では過去を振り返る時間はたっぷりとあるでしょう。
自分がどう生きてきたか、自分は何にフォーカスして生きてきたのか、どういうことに夢中になって、逆にどういうことを避けてきたのか、そう言った「自分史」を知る手がかりが過去を振り返ることにはあります。
まず、過去を知る。そして、その延長線上にこれからの自分が見えてくるはずです。
その手がかりとなる本がこちらなのです。
これはモリタ氏の本の中でもかなり薄くサクッと読めてしまう本ですので、バックパックにもさほどかさばらないと思います。
13歳のハロワと合わせて持って行きましょう。

深夜特急 全6巻セット 文庫本 沢木耕太郎

ここでかよ!と突っ込まれてしまいそうですが、やはりこの6巻は旅に持参する前にも通読していくべきでしょう。
ある程度、バックパックの安旅というものがどんなものなのかを知ってから行くことでまた違った角度から旅ができるかもしれません。
また、旅の途中で「ここが沢木氏が訪れた場所か」なんていう余韻にも浸れるでしょう。
私は実際に香港にある重慶大厦(チョンキンマンション)を訪れた際に、それを感じました。
沢木氏が滞在していた場所もその場所だったからです。
旅のいい部分も逆に辛い部分も最初にインプットしておくことで、一度頭でシュミレーションできていいと思います。

劇的紀行 深夜特急 [DVD] 大沢たかお

本を読むのが面倒くさい!という方にはDVDもあります。
(本の紹介ではなくなってますが。。旅に関連するものってことで今回だけは勘弁してください)本だけではなかなかイメージしにくい部分もこのDVDならかなり分かりやすいです。
少し時代を感じる映像ですが、若い頃の俳優の大沢たかおさんを見ることもできます。
また、とてもジーンズと革ジャンが似合っています。
途中で、日本人のおじさんバックパッカーと出会って嫌々ながらも、一緒に行動したりする場面があるんですが、最後別れ際に一冊の本を大沢さん演じる主人公に手渡します。
それで別れた後、バスの中でパッと本を開くとそこには200ドルが入っていたという場面には妙に心奪われましたね。
やはり、私も多くのおじさん世代の方々と旅の中で出会ってきて、その方々の話を聞いたり、一緒に食事をしたりする中で、今自分がやっている旅って20代だからこそできる旅なんだろうなって思ったりしました。
旅と人生を考えさせられます。
一度小説を読んだ方なら、ああ!このシーンか!なんて感じで観れると思います。お勧めです。

神との対話―宇宙をみつける自分をみつける (サンマーク文庫―エヴァ・シリーズ) ニール・ドナルド ウォルシュ

旅の中にはボーッとする時間がかなりあります。
むしろそれが贅沢な時間だったりします。無の境地と言いますか。
そんな時間があるからこそ、普段日常生活では考えないような精神哲学的な思考をしてみてはいかがでしょうか。
オススメは『神との対話』一巻です。(三部作になっていて、他にもシリーズ多数あります)
人間とは何か?この世界はなぜ存在するのか?人は何のために生まれてきたのか?心と体と魂、陰と陽、罪と罰、生と死、本当の自分になること、思考と感情、そういう根本的な類のことが対話形式で書かれています。
対話形式のためかなり読みやすく、主人公のユーモアと神との会話がとても興味深いです。
本書の中で説明させている「人間こそが神」という概念には驚きました。
なるほど、こういう仕組みで世界が出来ているのかと。
もし、「引き寄せの法則」関連の本を読んだことがある方なら結構スムーズに入ってくると思います。
旅の中で、人生とは何か、人間とは何かについて考えるのも悪くないです。
世界一周の御供に是非一冊持参し、神との対話に参加してはいかがでしょうか。

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